幕が上がる。

彼女の幕が、観客の幕が、そしてきっと私の幕が…。

『誰しも自分の幕引きを決めることなんてできないわ』

昔、まだ子供だった私は彼女の言葉に首をひねった。でも、今ならその意味がわかる。そうかもしれない。結局は自分の死が訪れた時。それが自分の、人生の、幕引きなのだ。

『だから、せめて自分の幕開けくらいは自分で決めたいじゃない?』

ねえ、伯母さん。そのことをあなたはまだ覚えてる?


    *


子供の頃、一度だけ家出をしたことがある。
その時、身内に絶大なる不人気で嫌われ者の伯母のもとへ逃げた。

「私、これから仕事なんだけど?しかも恋人と一緒に暮らしてるんだけど?…それでも押しかける気?」

私はよく伯母がやっていたウインクをまねてみた。

「できてないわよ。両目、閉じてるから。ったく下手すぎ。こうするの!」

すっぴんでも彼女は実に色っぽく片目をつむってみせた。でも、私はへこたれなかった。

「藤子(ふじこ)ちゃ~ん、お願い!!」

伯母の本名は峰藤子(みね ふじこ)という。あの某名作ヒロイン・不二子と漢字は違うけど、見た目は負けてなかった。

「ルパンのまねをしてもだめ!しかも似てなさすぎ!出直しな!」

私はしょんぼり肩を落とした。

「いいじゃん、藤子。一晩くらい。まだ10歳とかそこらだろう?俺は手を出さないよ。ロリコンじゃないんだから」

煙草をふかしながら、部屋の中にいたイケメンのお兄さんが助け船を出してくれた。彼氏には弱い藤子ちゃんはため息をつきながらも中に入れてくれた。イケメンのお兄さんに私は頭を下げた。

「ありがとう、ルパンさん」
「ルパンさん?」
「藤子ちゃんの恋人だから」
「なるほど。えーっとじゃあ…どういたしまして、クラリス」

イケメンのお兄さんは「ハートは盗まないから安心して入りな」と笑って私を招いてくれた。クラリスというのはよくわからなかったけど、とりあえず私も笑い返した。藤子ちゃんが不機嫌だったのも最初だけで、彼女はすぐに仕事の準備に取り掛かった。

「姉さんとまた喧嘩でもしたの?」

彼女は今、ドレッサーとにらめっこしている。

「うん、教育方針の違いで」
「教育方針って。あんたいくつよ?まだガキんちょでしょう?」
「11歳。来年中学生!」
「ほら、ムキになった。立派なガキんちょ!」

鏡に映る藤子ちゃんの顔がみるみる変身する。細い筆を駆使し、画家みたいに多彩な絵を描いていく。お化粧って魔法みたい。私もいつかするのかな?自分のコンプレックスである細い目も、藤子ちゃんと同じ血をひいてるなら、ちょっとは美人になるかな?

「で、教育方針って?」

藤子ちゃんの声に現実に戻される。

「お母さんは中学受験をさせたがってるの。有名私立に行かせたいんだって。大学までしっかりあるところ」
「姉さんは優等生だった自分が大学受験に失敗したから、それが怖いのよ。あんたにはそうなってほしくないの」
「…でも、私はお母さんじゃないよ」

藤子ちゃんは鏡越しに笑った。重たそうな睫毛がキレイに震えている。

「そうよ。あんたは姉さんじゃない。私でもない。あんたはあんた」
「え?」
「さて、メイク終了!出陣しますか。ルパンも今日は一緒に店に出勤で、ここには誰もいないわよ。どうすんの?ここでじっとしてるつもり?」

どうしよう。逃げられればそれで良かったから、後のことはさっぱり考えてなかった。

「なら、一緒に来なさい。社会科見学にいきましょう、大人のね」

その完璧なウインクに、私はただ黙って頷いた。

    *

幕が上がる。

彼女の幕が、観客の幕が、そしてきっと私の幕が…。

“ The dress is Chanel ”
(ドレスはシャネル)

“ The shoes YSL ”
(靴はイヴ・サンローラン)

“ The bag is Dior, Agent Provocateaur ”
(バックはディオール 下着はアジャン・プロボカトゥール)


彼女のショーに誰もが魅了されていた。

「すごいだろう?藤子はこの店のメインをはってるんだ。歌も踊りも抜群!」

この店でバーテンダーをしているルパンさんが言った。カウンターの中に隠れ、私はこっそり舞台を眺めていた。

「…親戚中が伯母さんは夜のいかがわしいお店で働いてるっていってた…」
「まあ、そう思っちゃう人も少なくはないだろうね。でも、ここは別に裸になったりはしない。そういうところとは違う。実際見た、きみならわかるだろう?」

金髪のボブのウィッグをつけ、下着のような露出の高い派手な衣装。甘い笑顔を見せつけて全身で歌って踊る藤子ちゃんに大きな歓声が上がる。ライトは常に彼女に向けられ、それを眺める観客は男女を問わず、彼女に首ったけみたいだった。

“ My address today, L.A. by the way ”
(ちなみにきょうのアドレスはLA)

“ Above Sunset Strip, the Hills all the way ”
(サンセット通り ハリウッドヒルズ)

“ My rings are by Webster, it makes their heads twirl ”
(指輪は驚きのウェブスター)

“ They all say,'darling, what did you do for those pearls?'”
(誰もが言うわ。どんな色仕掛けを使ったの?って)


店内は異様な熱気に包まれていた。ただ、お酒のせいでこうなっているわけじゃない。藤子ちゃんの創り出す世界にみんな酔いしれているのだ。

「すごい…」

そう呟いた私に、ルパンさんは嬉しそうに微笑んだ。

「そう。すごいんだ、藤子は」

私は隠れるのを忘れ、飛び跳ねて彼女に手を振った。

「すごすぎる、いけない娘(こ)なんだ」

そこでタイミングよく、藤子ちゃんの笑顔が弾けた。

“ What?! I am a good girl(何ですって?私はいい娘なんだから)”


    *


「どうだった、大人の社会科見学は?」

化粧を落とした藤子ちゃんが楽屋に私を招いてくれた。

「もう、最高だったー!!」
「それは良かった」

藤子ちゃんも満足そうに微笑んだ。楽屋は舞台に上がった人たちの衣装や靴であふれ、戦場の後みたいに散らかり放題だった。それもなんか良かった。

「藤子さん、お疲れ様でーす」
「お疲れ~」

藤子ちゃん並みにキレイでスタイルのいいお姉さんたち。次々にご帰還のようだ。

「ほら、あんたはここに座んな。社会科見学はまだ続いてるの」

腕をひかれ、椅子に座らされた。それは楽屋内の藤子ちゃん専用のドレッサーだった。

「私が結局あんたに教えられることなんてこれだけ」

そう言って細い筆を取り出すと、目をつぶるように言われた。はじめてのお化粧に胸がドキドキした。

「ここにきた時、オーナーにまず言われたことがあった。あ、オーナーってわかる?」
「…お店の偉い人?」
「よくできました。その人にこう言われたの。『幕引きは自分で決めろ』って」

こんな話を聞くのは初めてだった。親戚の集まりがあってもすぐに帰ってしまう。お年玉も一番すごい金額をくれるのに、「じゃ!」と言って、そそくさと消える。逃げるっていう方が藤子ちゃんには似合うかもしれない。この人もきっと家出をした人間なのだろう。

「なんか納得できなかったのよね。誰しも自分の幕引きを決めることなんてできないわ。だから、せめて自分の幕開けくらいは自分で決めたいじゃない?」

唇に筆先があたり、くすぐったかった。そうこうしているうちに、不意に肩をポンと叩かれた。

「はい、できた。目を開けてごらん」

ゆっくり目を開ける。舞台の幕が上がるような緊張感が走る。

「わあーーー!」

鏡に映っていたのは、私じゃなかった。いや、もしかしたら本当の私だったのかもしれない。

「だから意地でもチャンスをつかんで舞台に立ちたかった。そして、必ずそうできると信じてたわ」
「何でそう思えたの?」

私のお化粧した顔なんてかすむくらい藤子ちゃんの笑顔は眩しかった。

“ What?! I am a good girl ”(何でですって?私はいい娘なんだから)


    *


幕が上がる。

彼女の幕が、観客の幕が、そしてきっと私の幕が…。

『誰しも自分の幕引きを決めることなんてできないわ。だから、せめて自分の幕開けくらいは自分で決めたいじゃない?』

ねえ、伯母さん。そのことをあなたはまだ覚えてる? 忘れているなら、私が教えてあげるわ。


    *


「まさかあんたがあの舞台に立つとは思わなかった」

店のカウンターに座った藤子ちゃんが笑った。少しほうれい線が目立っても、その美しさは変わらない。

「しかもあれ、あんたが初めてみた私のショーの曲でしょう?」
「好きなんだ、『I am a good girl』!で、どうだった?私だって藤子ちゃんに見劣りしなかったでしょう?」

私はよく伯母がやっていたウインクをまねてみた。もう上手にできることを教えてあげる。

「あんたには負けたわ。…わかった。受けるわよ、手術。助かるかもしれないのに、何を自分で幕引こうとしてたんだろう。そう、あんたを見て思ったわ」
「よくできました」
「あの大人の社会科見学が、こんなふうに功を成すとは…」

伯母の体調が悪いと知らせてくれたのは、店の現オーナーであるルパンさんだった。子宮がんになったのに、手術をうけようとしない妻のことをとても心配していた。たぶん伯母は自分の幕引きについて考えていたのだろう。

藤子ちゃんのあのショーを見て以来、舞台の虜になった私は、母には内緒で歌とダンスのレッスンに通い、無事大学進学も果たした。今も授業の合間を縫って、それは続いている。あの時の歌と踊りは、目に、脳裏に、焼き付いて離れない。

だから、私はルパンさんにお願いをした。店の舞台に立たせてほしいこと。藤子ちゃんにそれを見てもらいたいことを。

「でも、少し色気が足りないのよね」
「うるさいな、おばさん!」
「こういう時だけおばさん、いうな」

ふたりとも、お酒は控えている。藤子ちゃんの手術が終わったらっていうのが暗黙の了解。その時のお酒は、ぜひルパンさんに作ってもらいたいことも。

「お母さんも心配してた。年は離れてても、たった一人の妹だから」
「…そう。でも、私はまた姉さんに恨まれるわね。自慢の娘が舞台デビューしたなんてしれたら…」
「もう知ってるよ。今日見に来てたはずだもん。あ、連絡きた。ここに呼んでいい?」

スマホを手に取る私に、藤子ちゃんは目を丸くした。

「はあ?あんた大丈夫なの!?」
「藤子ちゃんじゃないけど、自分の幕開けくらいは自分で決めたいじゃない?」

それから私は自慢のウインクで、こう答えてみせた。

「大丈夫、心配しないで!“ I am a good girl(私はいい娘なんだから)”



=====================================


=影響を受けた作品のご紹介=
ここでは上の拙い物語がたぶん影響を受けたんじゃないかと思われる作品をご紹介します。 お時間や興味のある方はどうぞ~。

★ Steve Antin『Burlesque』 × Christina Aguilera 『I am a good girl』★

クリスティーナ・アギレラ主演の『バーレスク』をやっと見れました。これでアギレラを知った私はそのカッコ良さに大興奮!これは映画館でぜひ見たかった!!感動が大きいとすぐに自分の中で物語が生まれます。清々しい気持ちになれる物語に仕上がっているといいのですが。峰藤子の名前はモンキー・パンチ『ルパン三世』の峰不二子をモデルに。性格は『Burlesque』のCherが演じたクラブのマダムかも。クラリスは『カリオストロの城』より。

① Steve Antin『Burlesque』
http://www.youtube.com/watch?v=dSLvpTODAp0
http://www.youtube.com/watch?v=V4nWAZU9mu8
http://www.youtube.com/watch?v=vMFRI_DPD9s
UPしたのは映画予告と名場面。主人公が意地悪されて音響を止められますが、本領を発揮させてみんなの度肝を抜くところ。それと劇中Cherが誰もいないクラブで一人歌う場面もどうぞ。貫録充分でカッコいいです。

② Christina Aguilera 『I am a good girl』
劇中たくさんの歌や踊りを披露してた彼女ですが、中でもこれが個人的にお気に入り。思わず、リピート再生して書き始めてましたよ、物語を。
http://www.youtube.com/watch?v=YDPR5EoYqOs

□ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □ ■ □  ■ □ ■ □ ■ □  ■ □ ■

以下のランキングに参加中です。

■ NEWVEL ランキング
http://www.newvel.jp/nt/nt.cgi?links=2014-03-1-35262

■ アルファポリス ランキング


■ にほんブログ村 ランキング
にほんブログ村 小説ブログへ
にほんブログ村

スポンサーサイト
  
コメント

「人生の幕引き」でどうやって幕引きを決めるのか、みたいなお話は結構よくあるイメージなんですが、全く真逆の「人生の幕開け」って素敵ですね♪

自分の人生の幕開けくらい自分で決めたい。
自分の生きたい道への幕開けをちゃんと自分自身で開きたい。
姪の女の子は大学にも行きつつ、ダンスと歌も励みつつ。お母さんにもそれを納得させられるしっかりとした女の子になったみたいですね♪

本当にこちらの道に進むのかは分かりませんが、彼女なら間違いなく素晴らしい舞台の上で踊り続けてくれる事でしょう!

ちなみに実は最近ものすごく今更な事に気づきました!
この間ちょうど不二子ちゃんの話をしていて、彼女の「不二子」って「この世に二人としていない人」という意味なんだと気付いて確かにねぇ~。なんてちょっと思ったりしていました(笑)
ホントに今更な話ですみません(笑)
ぐりーんすぷらうと│URL│02/11 22:13│編集
ぐりーんすぷらうとさんへ
いつも本当にありがとうございます!

> 「人生の幕引き」でどうやって幕引きを決めるのか、みたいなお話は結構よくあるイメージなんですが、全く真逆の「人生の幕開け」って素敵ですね♪自分の人生の幕開けくらい自分で決めたい。自分の生きたい道への幕開けをちゃんと自分自身で開きたい。

そう言って頂けてとても嬉しいです。私の書いた藤子さんはそんなふうに感じてしまう女性だったみたいで。ちょっと男前な人だったのかもしれません^^

> 姪の女の子は大学にも行きつつ、ダンスと歌も励みつつ。お母さんにもそれを納得させられるしっかりとした女の子になったみたいですね♪本当にこちらの道に進むのかは分かりませんが、彼女なら間違いなく素晴らしい舞台の上で踊り続けてくれる事でしょう!

おお!しっかり者だなんて、主人公に対してそんなそんな恐れ多い><。藤子さんにあったことで、彼女も何かが変わったのだとしたら良かった~と思っています。本当にこれからどんな道を選ぶか彼女次第ですが、輝いてくれることを願っています!作者も。

> ちなみに実は最近ものすごく今更な事に気づきました!この間ちょうど不二子ちゃんの話をしていて、彼女の「不二子」って「この世に二人としていない人」という意味なんだと気付いて確かにねぇ~。なんてちょっと思ったりしていました(笑)ホントに今更な話ですみません(笑)

全然今更じゃありません!全然知りませんでしたよ><!!不二子ちゃん、そうだったんですね!!なんてこったい。私はそんな方をモデルにしてたとは!!本当に恐れ多いです!!

(私も全然関係ないんですけど、私、この返信コメで藤子ちゃんを藤子さんって書いてたみたい。読み返して気づいたんですけど、そうなると不二子ちゃんと違うイメージが出てきたんですよね。さんづけにしてしまうと『YAWARA!』の富士子さんを思い浮かべていて…・笑)
rurubu1001│URL│02/12 02:11│編集

おお。こうやってDNAが引き継がれていくんですねえ。
自分のやったことを追ってくれる娘(こ)がいるなんて、きっと嬉しいでしょうね。
眩しいくらいに明るく幕が開きました。

お母さんとおばさんの仲も取り持ってしまうなんて。
Good Girl だあー^^
けい│URL│02/14 17:12│編集
けい さんへ
いつも本当にありがとうございます!

> おお。こうやってDNAが引き継がれていくんですねえ。自分のやったことを追ってくれる娘(こ)がいるなんて、きっと嬉しいでしょうね。眩しいくらいに明るく幕が開きました。

嬉しい感想、ありがとうございます!^^そうですよね。身内に否定されることが多かった伯母のお仕事に憧れを持って同じ舞台に立ってくれた娘がいたのはとても嬉しかったに違いないですよね^^藤子ちゃん自身が救われていたのかもしれません。明るい幕が開いてくれて何よりです><

> お母さんとおばさんの仲も取り持ってしまうなんて。Good Girl だあー^^

そうそう。Good Girlさだったんですよ~^^

実は今回この 「I am a Good Girl」なんですが、和訳が人によりけりで結構違っていて、どれが本当の訳だがわからーん!!という裏話もあったりしました…英語が得意なけいさんだから、もし和訳でちがうのがあったら、気にせずご指摘くださいね。一応公式を参考にしたんですけど…><。 「I am a Good Girl」の部分は公式では「私はいい娘なのに」だったのですが、物語的に「私はいい娘だから」の方が助かったので、そちらにしてしまいました。
rurubu1001│URL│02/15 00:21│編集

> 核になる声とかそんなの抜きで、ただ「声」があふれて、気づいたら書き終えている場合

っていうだけあって、これはパーフェクトですねー。
パーフェクトすぎて、なんだかちょっとムカつくみたいな…(爆)

いや、もちろん冗談ですけど、でもそれが冗談じゃなくなっちゃうくらい、読み終わった後、見事にストーンと落ちるって気がします。

なんていうのかな?
一つ、一つ。全部が、カッキリと「物語」にはまってるんですよね。
変な言い方ですけど、それは、なんだか「本」を読んだみたいっていうか。

登場人物も見事に冒頭、回想から始まるのもはまってるし。
その後の、子供時代の家出を話すことで、叔母さんやその他の登場人物、そしてその関係を読者に知らせていくって意味でも、はまってる。

さらに、登場人物と、その関係がわかっていくにつれ、自然とストーリーが展開していって、ラストの「現在」が現在進行形になって。
最後、小粋にI am a good girlで締めるとこも、バッチリとはまってると。

また、ちょっとした心が痛むことの存在と、それを前向きに締めることも、物語の中で見事なパーツとしてはまってますよね。

うーん、130点!(笑)
(もちろん100点満点でね)


そういえば、タイトル。
「I am a good girl」はあえてサブタイトルにして、メインタイトルは「家出」にしてもよかったんじゃない?(笑)
ひゃく│URL│04/06 02:48│編集
ひゃくさんへ
コメントの返信が遅くなりまして、すみません!

> パーフェクトすぎて、なんだかちょっとムカつくみたいな…(爆)いや、もちろん冗談ですけど、でもそれが冗談じゃなくなっちゃうくらい、読み終わった後、見事にストーンと落ちるって気がします。なんていうのかな一つ、一つ。全部が、カッキリと「物語」にはまってるんですよね。変な言い方ですけど、それは、なんだか「本」を読んだみたいっていうか。登場人物も見事に冒頭、回想から始まるのもはまってるし。その後の、子供時代の家出を話すことで、叔母さんやその他の登場人物、そしてその関係を読者に知らせていくって意味でも、はまってる。さらに、登場人物と、その関係がわかっていくにつれ、自然とストーリーが展開していって、ラストの「現在」が現在進行形になって。最後、小粋にI am a good girlで締めるとこも、バッチリとはまってると。また、ちょっとした心が痛むことの存在と、それを前向きに締めることも、物語の中で見事なパーツとしてはまってますよね。うーん、130点!(笑)(もちろん100点満点でね)

ややや!そんな風に言って頂けて、とても嬉しいです!!ありがとうございます^^しかも130点も頂いてしまって><。そんなふうに読み込んで頂き、逆にとても恐縮です。ひゃくさんは、誉め上手だなあ。

> そういえば、タイトル。 「I am a good girl」はあえてサブタイトルにして、メインタイトルは「家出」にしてもよかったんじゃない?(笑)

私、実はこの「1001夜ショートショート」をやって気づいたんですけど、ショートショートや短編をたくさん書いていると、タイトルがかぶりそうになることがけっこうあるんですよね。私の物語けっこう家出する話が多いので、そのタイトルは自然と避けていたのかもしれません。ひゃくさんにご指摘いただいて、今回気づくことができました。ありがとうございます^^
rurubu1001│URL│04/09 03:11│編集
コメントする












 管理者にだけ表示を許可する?