===内容===
「フクダさん、俺に言いましたよね?アプレ記者の資質があるって。なら見定めて下さいよ。俺が本当にそう なのかどうか…」昭和25年7月。就職活動がうまくいかない京大生・ヨシダは歴史を揺るがす或る事件(金閣寺炎上)に遭遇する。知り合いの手を借り、新聞記者に扮して現場に忍び込んだヨシダは徐々に事件の真相に近づいていくが…。 *聞いてた音楽* サカナクション (長編/歴史/青春/文学/ミステリ)

===目次===
【第176夜】 或るアプレ記者の回想①
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-207.html
【第177夜】 或るアプレ記者の回想②
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-208.html
【第180夜】 或るアプレ記者の回想③
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-213.html
【第181夜】 或るアプレ記者の回想④
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-214.html
【第240夜】 或るアプレ記者の回想⑤
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-221.html

=====================================

=影響を受けた作品のご紹介=

ここでは上の拙い物語がたぶん影響を受けたんじゃないかと思われる作品をご紹介します。 お時間や興味のある方はどうぞ~。

人物モデル
★ 歴史番組 『 昭和偉人伝 司馬遼太郎 』
★ 歴史番組 『 知ってるつもり 司馬遼太郎 』
★ エッセイ 『 司馬遼太郎の考えたこと 』
★ ノンフィクション 『 新聞記者 司馬遼太郎 』

金閣寺(放火事件) / 引用文献
★ 三島由紀夫 『 金閣寺 』
★ 水上勉 『 五番町夕霧楼 』 『 金閣炎上 』
★ 柴田秋介 『鹿苑寺金閣 義満の神仙浄土 (日本の庭園美) 』

昭和初期の世相・文化・風俗 / 参考文献
★ 杉山小弥花 『 当世白浪気質 』(戦後)
★ 乃木坂太郎 『 幽麗塔 』 (戦後)
★ 都戸利津 『 嘘解きレトリック 』(戦前)
★ 柳広司/霜月かよ子 『 Dの魔王 』(戦中)

きいてた音楽
★ サカナクション 『 Ame(A) 』
★ サカナクション 『 アルクアラウンド 』
★ サカナクション 『 僕と花 』
★ サカナクション 『 ミュージック 』
★ サカナクション 『 さよならはエモーション 』

★ サカナクション 『 years 』
★ サカナクション 『 モノクロトウキョー 』
★ サカナクション 『 エンドレスギター 』
★ サカナクション 『 ユリイカ 』
★ サカナクション 『 フクロウ 』
★ サカナクション 『 三日月サンセット 』
★ サカナクション 『 白波トップウォーター 』


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最終更新(2015/06/04)
予約投稿の関係でアルファポリス様の方が若干更新が早くなっています(一日ほど)。お急ぎの方はアルファポリス様をチェックしてみて下さいね。申し訳ありません。
※パスワード入力が必要と表示されるものはアルファポリス様限定公開作品ですので、ここでは閲覧できません。お手数ですが、アルファポリス様(無料)をご利用ください。予約投稿中の作品もあり。詳細は下記。
【アルファポリス様限定公開】  長編作品紹介
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-256.html
=====================================
こちらの長編「或るアプレ記者の回想(仮)」のみ、アルファポリス様から引きあげました。申し訳ありません。

ちょっと自分にとって特別な物語になりそうだったので、きちんと本家のこちらでUPしたいなあと思い直しまして。まあ、アルファさん向きじゃなかったし、ひきあげても大丈夫かなと。正直、私的にこれ書ければもう物語かけなくてもいいってくらいに思ってて。その理由が自分でもよくわからないのですが、だからこそ特別な物語なのかな?書き終わる頃には、その謎も解けてくれることを願って。

★或るアプレ記者の回想(仮)
内容:「フクダさん、俺に言いましたよね?アプレ記者の資質があるって。なら見定めて下さいよ。俺が本当にそう なのかどうか…」昭和25年7月。就職活動がうまくいかない京大生・ヨシダは歴史を揺るがす或る事件(金閣寺炎上)に遭遇する。知り合いの手を借り、新聞記者に扮して現場に忍び込んだヨシダは徐々に事件の真相に近づいていくが…。 *聞いてた音楽* サカナクション (長編/歴史/青春/文学/ミステリ)

良ければ、先にこちらをどうぞ。
【目次】 『或るアプレ記者の回想(仮)』シリーズ 【作品紹介】
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
=====================================


或る警部見習いの筆記より


以下、取り調べ中に被疑者が残した走り書きの文章である。



『 …生とは如何?


   死とは如何?


   生死なんて全く無意味だ… 』



=====================================
引用文献
・水上勉『金閣炎上』
=====================================

今回、短くてすみません。アルファさんにUPしていたのがここまでだったので、一応ここまでUPしときますね。続きは7月以降に書く予定です。会社を辞めた後、この物語はじっーくり書きたいと思っています。本当はこれ今一番書きたくて書きたくてたまらないんですけども!しばらくサカナクション聞くの禁止だな。続きの物語が、声が、勝手にはじまってしまう…。うっかり『 さよならはエモーション』聞くんじゃなかった。うおー、早く書きたいよー!我慢だー!

内容のネタバレの可能性があるかもしれないので影響を受けた作品の詳しい紹介はラストに。同じ理由から、コメント欄も閉じさせて頂きました。申し訳ありません。1話で全ておさえたかったんですけど、やっぱり長くなりそうなので。さあ、頑張って続きを書かねば!あ、これくらいは紹介できるかな。

★ サカナクション『 さよならはエモーション』
https://www.youtube.com/watch?v=87wf45zW5NA&list=PLEMtQqMXOVVH3ObKIVv9kzdSk_T6g7rdH&index=4

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【目次】 『或るアプレ記者の回想(仮)』シリーズ 【作品紹介】
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
=====================================

『 …うちは苦労はなれとります。うちはあの人が、元気出してくれはって、世の中を明るう思わはる日ィまで、つきおうていたげよ思うてますだけどす。あの人にはこの世の中に友だちは一人もおへん。あの人に相談してあげる人はどこにもおへん。ほんまに孤独なひとどっせ。……あの人は時間花とらはっても、あたいとげんつけはったことおへんえ。あの人は、うちのおふとんの中で、何にもせんと、ただ寝ていかはるだけどすえ 』

    *

昭和二五年、七月二日午後。

鹿苑寺(ろくおんじ/通称・金閣寺)は衣笠山(きぬがさやま)と左大文字山に囲まれている。ワカギ警部見習いの話によると、金閣寺を放火した疑いのある若い修行僧は山に逃げた可能性が高いとのことだった。

「放火犯は現場から簡単に離れられないといわれています。自分の起こした火事の大きさ、騒ぎを楽しむ傾向がある。だからと言って、今回の場合は野次馬に紛れているとも考えにくい。坊主頭はやはり目立ちますよ」

ワカギ警部見習いの言葉を、凄腕女性記者のスエツグさんが引き継いだ。

「もし変装するようなやつなら、現場に自分の身元を明かすものを残さないでしょうね。この放火犯は世間に自分が火を放ったことを知ってもらいたいんだと思うわ。ワカギさんの言うとおり、金閣寺をよく見渡せる山の中に隠れてそうね」
「だから、これから山狩りなんですね!」

と私は納得した。生意気にも私は学生の分際で、ある人の手を借り、新聞記者に扮し、現場(金閣寺)に忍び込んでいた。

「でもワカギ警部見習い、山狩りは急いだ方がいいと思いますよ」

と、誰かが口を挟んだ。私に手を貸してくれた知り合いの新聞記者フクダさんである。

「僕の勘ですが、修行僧は自分の身のまわりの物をかたして犯行に及んだと思われます。寝具を燃やして火をつけたこともそう。たぶん修行僧は金閣寺炎上を見届けた後…」

ワカギ警部見習いはフクダさんにその先を言わせなかった。

「……まさか自殺する気か!?」

そのことに気づくと、彼は走り出していた。

「…はやっ!背中がもうあんなに小さい…」

彼の素早さに私が驚いていると、スエツグさんが笑った。

「ワカギさん、いいでしょう?まだ警部見習いだけど、真っ直ぐで、熱くて、お人よしなのよ。これで頂いた情報のお礼はできたかしら?出世してもらわないとね~」
「最後、僕に言わすまでもなかったんじゃないですか。スエツグさんなら、わかっていたでしょう?」

フクダさんが苦笑すると、スエツグさんは可愛らしく舌を出した。

「ごめんなさい。でも一番いいところは男性に譲らないと。まだまだ女の立場って弱いですから」
「ちゃんと恩をきせるあたりがうまいなあ」

フクダさんは愉快そうに笑った。それを見て、スエツグさんも満足げだ。新聞社や性別が違っても、ふたりのあいだには同志という強い絆があるのかもしれない。

「あら、やだ。こんな時間!号外を出すか確認しないと。私、ちょっと社に連絡してきますね」

自分の腕時計に目をやると、スエツグさんも急いでどこかに行ってしまった。

「慌ただしい人たちだなあ」

私がそう呟くと、フクダさんは言った。

「彼女は優秀ですよ。処世術をみにつけているし、適度にしたたかだ。記者には必要なものです」
「俺と彼女は全然違うタイプじゃないですか?なのに、フクダさんは、俺も記者に向いてると思うんですか?」

いつものえくぼを忘れず、フクダさんは笑った。

「ヨシダくんはそうですねえ。君は誰に対しても、それがどんな相手でも、たとえ目上の者でも、自分の思ったことをはっきり言うでしょう?」
「……はあ」
「そこがいいんですよ」

さっぱり意味がわからない。

「物怖じしないのは大きな強みですよ。先輩記者に言われたことですが、記者はどこか勝負師でなければいけないそうです。君は今まさにそうですね。本当は学生なのに、私をうまく使い、記者に扮してここ(金閣寺)に忍び込んだ」
「うまく使いってそんな…。人聞きの悪い」

フクダさんはふっと笑った。

「一見、失礼な言動でもなぜかそれを面白いと思わせる不思議な人間がいます」
「……それが俺だと?」
「さあ、どうでしょうか?ヨシダ君の言ってた通り、僕も見定めようと思いますよ」

― フクダさん、俺に言いましたよね?アプレ記者の資質があるって。なら、見定めて下さいよ。俺が本当にそうなのかどうか ―

「さて、スエツグさんとはここでお別れです。僕たちは僕たちで動きますよ。ようやく迎えも来てくれましたしね」
「え?」

フクダさんの視線をたどり、私は目をみはった。

「お待ちしていました」

そこには若い修行僧が一人、不敵な笑みを浮かべて立っていた。


=====================================
引用文献(冒頭)
・水上勉『五番町夕霧楼』 
=====================================

ああ、やっぱり長くなった…。上中下で終わらなそうなので、シリーズ化し、数字表記に変えました。すみません。物語はもう少し続きます。

内容のネタバレの可能性があるかもしれないので影響を受けた作品の詳しい紹介はラストに。同じ理由から、コメント欄も閉じさせて頂きました。申し訳ありません。1話で全ておさえたかったんですけど、やっぱり長くなりそうなので。さあ、頑張って続きを書かねば!あ、これくらいは紹介できるかな。

★ サカナクション『ミュージック』
https://www.youtube.com/watch?v=iVstp5Ozw2o
聞いてた音楽です。サカナクションを聞いてれば、『或るアプレ~』シリーズはなんとかなるなる。

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良ければ、先にこちらをどうぞ。
【目次】 『或るアプレ記者の回想(仮)』シリーズ 【作品紹介】
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
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『 …あの人は中学を出るとすぐに、与謝から京へきて、…寺の小僧はんにならはりましたんどす。せやけど、天性の どもり ですよってに、みんなから阿呆にされはって…ひどい目ェにおうて、大きゅうならはったんどすがな。けど、ひねてしもうて…人さんの顔をよう見んほど、卑屈な気持で生きてきやはりましたんや。お経さんもよむのに、大きな苦労やいうといやした。あの人は…寺で、えろう苦労してはるんどす…。 』

    *

昭和二五年、七月二日正午頃。

警察と消防の情報公開は、私たちの知っているものとそんなに変わらなかった。ただ、金閣寺の火災の原因になった寝具(蒲団・蚊帳)等が発見され、それが若い修行僧のもので放火の可能性が高いこと。そして、その修行僧がいまだ行方をくらましていることだけだった。

「情報公開ってこんなものなんだ…」

というのが、当時の私の率直な感想だった。ある人の手を借り、生意気にも私は学生の分際で新聞記者に扮し、こっそり現場(金閣寺)に忍び込んでいた。

「まあ、こんなものでしょうねえ」

というのは手を貸してくれた知り合いの新聞記者・フクダさんだ。彼はそれで納得しているようだったが、隣りにいるは女性新聞記者はそうではない様子だった。フクダさんとは商売敵という凄腕記者スエツグさんである。

「だからって、『はいはい。そうですか!』って、こっちは帰れないのよ。もっと話をきかせてもらわないと!ちょっと、ワカギさーん!」

と息巻いて、若い警部に近づいて行った。私とフクダさんは顔を見合すと、頷きあって、きびきびした彼女の背中を追っていった。ワカギと呼ばれた警部はスエツグさんの存在に気づくと、「げ!」とあからさまに嫌な顔をした。

「な、なんでスエツグさんが、ここに!?」
「『事件のあるところに、スエツグあり』よ!そんなの当たり前の常識でしょう!」
「そんな常識、知りませんよ!」
「で、さっきの情報公開は何?あんなのとっくに私たち記者はつかんでるわよ!」
「もう勘弁して下さいよー!自分はまだ警部見習いなんですから!!」

くってかかるスエツグさんにワカギ警部見習いはひるんだ。それを見た彼女はいきなり態度を変えた。勇ましさをひっこめ、彼に同情的なまなざしを向ける。

「優秀な消防と警察が、こんなむざむざと金閣を全焼させるなんて私は信じられないの」
「え?」
「去年の法隆寺の火災事故といい、あなた方は悔しい思いでいっぱいでしょうね。消火活動に落ち度はなかったか、こういうとき何かとせめられるわ。私はね。法隆寺火災の原因は、修復士が暖をとるために持ち込んでいた家電の不始末のせいじゃないかと思っているの。…でも、それを表沙汰にできない事情があった」
「……どうしてそれを?」
「私たち記者をなめないで。真実を見ぬく目は、日頃のあなた方の情報提供のおかげよ。警察のみなさんの助力があってこそなんだから!」
「…スエツグさん…!」

ワカギ警部見習いの表情が変わった。私は凄腕女性記者スエツグさんの『凄腕』部分を垣間見た気がした。

「…今回も寺側の落ち度というか、何か理由があったんじゃない?」

ワカギ警部見習いはあえなく落ちた。

「…そうなんですよ。なんでも、ここの火災報知機が壊れてたらしいんですよ!」
「…火災報知機が壊れてた?」
「手抜かりですよ。きちんと設備点検していたかもあやしいですね。ったく、何やってんだよ!っていう…」
「なるほどね。…あと、いなくなった若い修行僧についてはどうなってるのかしら?」

ワカギ警部見習いは真剣な面持ちで言った。

「舎利殿(金閣)内の国宝・足利義満像の焼け跡近くで蒲団の燃えかす、蚊帳のやけのこりが見つかっています。その布団や蚊帳は修行僧の部屋からなくなっていたものです。さらに藁らしいものの灰まであった。私たちは彼をほぼ放火犯とみていますよ。ただ、関係者に事情聴取してみると、その修行僧は『放火するような奴にはみえなかった』というんです。でも、姿がないのはおかしいですからね。これから大規模な捜索が始まります」

私は思わず、声をあげた。

「…大規模な捜索…?」

ワカギ警部見習いとフクダさんは同時に答えた。

「山狩りですよ」


=====================================
引用文献(冒頭)
・水上勉『五番町夕霧楼』 
=====================================

やっぱり長くなってしまいましたね。すみません。物語はもう少し続きます。

内容のネタバレの可能性があるかもしれないので影響を受けた作品の詳しい紹介はラストに。同じ理由から、コメント欄も閉じさせて頂きました。申し訳ありません。1話で全ておさえたかったんですけど、やっぱり長くなりそうなので。さあ、頑張って続きを書かねば!あ、これくらいは紹介できるかな。

★ サカナクション『僕と花』
https://www.youtube.com/watch?v=scV4N5tkWbU
聞いてた音楽です。piano Ver. も見つけました。
サカナクション『僕と花』 piano Ver. 
https://www.youtube.com/watch?v=fPD-AWTG0V4

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【目次】 『或るアプレ記者の回想(仮)』シリーズ 【作品紹介】
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
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『 …風に騒ぐ黒い松林のかなた、鹿苑寺(ろくおんじ)の総門が見えて来たとき、私の心は徐々に冷え、無力は立ちまさり、酔い心地は嫌悪に変り、何ものへともしれぬ憎しみがつのった。「又もや私は人生から隔てられた!」と独言した。又してもだ。金閣はどうして私を守ろうとする?頼みもしないのに、どうして私を人生から隔てようとする。なるほど金閣は、私を堕地獄から救っているのかもしれない。そうすることによって金閣は私を、地獄に落ちた人間よりもっと悪い者、『誰よりも地獄の消息に通じた男』にしてくれたのだ…。 』

    *

昭和二五年、七月二日未明。

サイレンの音がうるさくて、世話になっている下宿先で私は目を覚ました。いったい何の騒ぎかと起き上がり、部屋を出た。

「ああ、ヨシダさんも起きましたか?大変なんですよ!」

下宿先の年老いた大家が私に気付き、声を上げた。

「いったい何事ですか?」
「火事のようです。消防車が勢いよく走っていきました」

あの音は消防車のサイレンだったのだ。

「そりゃ、大変だ!火の手は?」
「このあたりではないようです。どうも上京区(かみぎょうく)の方じゃないかって…」

他の下宿仲間である学生たちも起き出して、何事かとまわりに集まってきた。

「すごいサイレンの音だったな!」
「かなりの数の消防車が向かったんじゃないか?」
「上京区って行ったら学校が多いぞ!」
「去年、奈良の法隆寺も火災にあったし、京都の寺も危ないんじゃないか?」

昨年の昭和二四年一月に起きた奈良県斑鳩町(いかるがちょう)の法隆寺の火災事故は私たちの記憶にも新しかった。漏電(ろうでん)により、国宝の壁画などが焼けてしまったのだ。誰かが言った。

「上京区の寺か…。それなら金閣寺あたりが危ないかもしれないぞ」

一瞬、みな虚を突かれたような顔をした。変な沈黙がおりたが、

「あはは。まさか!それはないだろう!!」

と誰もが当たり前のように笑い流した。金箔も黒漆も剥がれてきてはいるが、かつて「まめやかにまばゆきまでに侍る」と評された金閣寺に限って、そんなことが起こるわけがない。ありえないだろう…、と。

しかし私たちは後で笑い流したことを後悔し、変な罪悪感に苛まれることになる。

同日未明。京都市上京区衣笠(きぬがさ)金閣寺町(きんかくじちょう)にある臨済宗相国寺(しょうこくじ)派別格地・鹿苑寺庭園内の国宝の舎利殿(金閣)から出火、四六坪を全焼した。中に眠る重要文化財はもちろんのこと、かつて室町幕府三代将軍・足利義満がつくった黄金の三層楼閣(ろうかく)は、一夜にして灰じんと化した。

世にいう、金閣寺炎上である。

    *

昭和二五年、七月二日午前。


「…で、なんでヨシダ君が金閣寺(ここ)にいるんですか?」

フクダさんが頬を膨らませている。それを見るのはとても珍しかった。いつものえくぼがない。

「ここに来ればフクダさんに会えると思ったんですよ。確か新聞社で宗教(寺回り)も担当していると言ってたし。寺に何かあったら来るだろうと。だから、俺も急いでここに駆けつけたわけです」

フクダさんは宿直でたまたま新聞社に泊まり込んでいたらしい。サイレン音を聞いて飛び起き、警察担当だった同僚のオオタケさんに連絡、金閣寺炎上を確認するや否や、慌てて現場に駆け付けたという。消防隊員が第一報をきいて到着した時には、既に舎利殿から猛列な炎が噴き出していて手のつけようが無かったそうだ。早朝になってようやく鎮火したが、無残な焼け跡を残すのみで、国宝だったはずの美しい舎利殿の姿はそこにはなかった。

「いや~、それにしてもすごいですね。終戦の焼け跡を思い出すな」

私のその言葉に、フクダさんはため息をついた。

「早く帰りなさい」
「いいじゃないですか?話を聞いて、下宿先の朝飯をぬいて飛び出してきたんですよ。もう少し近くで見させて下さい」

私は警察や消防の目を盗んで現場に近づこうとした。

「ここは今、君のような学生のいるところではありません」

フクダさんが立ちはだかるように前に出た。私はフクダさんにはっきりと告げた。

「帰りませんよ!」

フクダさんは驚いたように私を見返した。

「…ヨシダ君?」
「フクダさん、俺に言いましたよね?アプレ記者の資質があるって。なら、見定めて下さいよ。俺が本当にそうなのかどうか。それに俺、思ったんです。本当に新聞記者になりたいなら、就職難の中、普通に就職活動をしていても駄目なんじゃないかって。自分で特ダネをつかんで、新聞社に売り込みにいくくらいの気概がなくてどうするんだって」

フクダさんは、しばし私を見つめていた。私は目をそらさずに、こう続けた。

「金閣寺炎上は去年の法隆寺のような事故じゃない。たしか金閣寺は漏電の原因になりそうな電灯を敷いてなかったと思います。なら放火の可能性が高い。これは放火事件ですよね?」
「…電灯以外にも、他に漏電の生じるようなものが近くにあったかもしれませんよ」
「そうだとしたら、さっき現場に近づこうとした俺を見て、フクダさんなら『危ない!』と言って止めたんじゃないですか?鎮火して、それほどまだ時間がたってない。漏電なら感電する可能性もあるから」

私は自信ありげな笑みを浮かべた。

「…なるほど。わざと現場に近づこうとして僕の様子をみたわけですか」

フクダさんは腕を組み、真剣な表情で私を見つめ直した。やがて、あたりが騒がしくなった。現場検証を終えた警察と消防が戻って来たらしい。

「時間はなさそうですね」
「え?」
「君はこれを着なさい!」

フクダさんは自分の復員外套(ふくいんがいとう)を脱ぎ、私にかぶせた。

「記者になるのに、学生服のままいるつもりですか?」

そう言われ、一瞬反応が遅れた。

「え?」
「暑くても、我慢するんですよ」
「…は、はい!」

フクダさんより背丈のある私には正直その復員外套は小さかったが、文句は言ってられない。

「フクダさん、こっちです!」

男にしては妙に高い声がして振り向くと、女性がこちらに手を振っていた。

「警察の情報公開です。私たち記者はこっちですよ!」
「スエツグさんも来てましたか!」

フクダさんに『スエツグさん』とよばれた女性は「当たり前です!」と少し目を輝かせた。

「こんな事件が起きて、駆けつけたくない記者はいないでしょう?上を丸め込んできましたよ!」
「凄腕記者のスエツグさんらしいなあ!」
「よしてくださいよ!…あら、あなたは新人君?」

彼女は私に気づくと、若々しい笑顔をみせてくれた。

「フクダさんの下につけるなんて幸せね。これでも私、商売敵(がたき)なの」

どうやらフクダさんとは違う他社の新聞記者のようだ。

「よろしくね、新人君!名前は?」
「…アプレ記者のヨシダです!」

私が思わずそう言うと、スエツグさんは笑った。

「アプレ記者の新人君!?ふふふ、面白いじゃない。もしかしたら、今回のこの火災、そんな君にこそ、ふさわしい事件かもしれないわ」
「どういうことですか?」
「もうわかっているかもしれないけど、これは放火事件よ。たぶん警察は犯人の目星もつけてる。この寺の若い修行僧が一人、姿を消してるらしいの」

犯人がすでにわかっていると聞いた時、私は「これで特ダネはなくなった…」と不謹慎にも意気消沈した。スエツグさんは私の落胆をみてとり、

「気を落とさないで。記者の本領発揮はこれからよ。もしそれが本当だとしたら、これは光クラブ事件、早船事件に並ぶ、アプレゲール犯罪になるわ。アプレ記者の君がしっかり取材しなくてどうするの?」

と励ますように私の背中をばんばんと強く叩いた。私はむせながら言った。

「…あのスエツグさん。痛いです。…凄腕記者の凄腕って怪力の意味だったんですか…?」
「え、今なんて?」
「あはは!ヨシダ君はどこにいてもヨシダ君ですね。ささ、僕らも行きましょう!警察の情報公開後からが勝負ですよ」

フクダさんもいつもの笑顔に戻っていた。

「はい。犯人を探さないとですね!」

私が気合を入れ直すと、フクダさんはスエツグさんに聞こえないように囁いた。

「犯人が捕まるのは時間の問題。それにそれは警察の仕事ですから」
「え?」
「僕らはその一歩先を行きます。先を読んで行動しないと、特ダネにはなりませんからね」



=====================================
引用文献(冒頭)
・三島由紀夫『金閣寺』 
=====================================

物語はもう少し続きます。さて、次で終わるのかちょっと不安ですが、よろしくお願いします。

内容のネタバレの可能性があるかもしれないので影響を受けた作品の詳しい紹介はラストに。同じ理由から、コメント欄も閉じさせて頂きました。申し訳ありません。1話で全ておさえたかったんですけど、やっぱり長くなりそうなので。さあ、頑張って続きを書かねば!あ、これくらいは紹介できるかな。

★ サカナクション『アルクアラウンド』
聞いてた音楽です。PV面白いんですよね。
https://www.youtube.com/watch?v=vS6wzjpCvec

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【目次】 『或るアプレ記者の回想(仮)』シリーズ 【作品紹介】
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-314.html
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『 …私には美は遅く来る。人よりも遅く、人が美を官能とを同時に見出すところよりも、はるかに後から来る。 …私は初秋の宿直(とのい)の、台風の夜を思い出した。たとえ月に照らされていても、夜の金閣の内部には、あの蔀(しとみ)の内側、板唐戸(いたからど)の内側、剥げた金箔捺(きんぱくお)しの天井の下には、重い豪奢な闇が澱んでいた。それは当然だった。何故なら金閣そのものが、丹念に構築され造形された虚無に他ならなかったから…。 』

    *

昭和二五年、七月。

「就職難だなあ」

当時大学三回生だった私は卒業後の働き口を求め、就職活動という厳しい現実の前に肩を落としていた。せっかく京都大学(旧制)に入学することができたのに就職先が決まっていなかったのだ。

「京大に入学した頃は戦争も終わって、俺のこれからは明るく開けると思ってたのに…このざまはなんだ!」

誰もいない部室に情けない自分の声が響く。机に顔を突っ伏した。

「わかってるさ。大手新聞社ばかりにこだわってるのがいけないことくらい…」

京大の新聞部に所属していた私は、すんなり大手新聞社に就職できると思っていた。しかし、考えが甘かった。昭和二〇年代の日本は戦後混乱期。GHQの占領下、国民意識も大変革が行われ、大手新聞社はその余波をもろにくらった。GHQもやることは戦時中の日本政府と変わらないのかもしれない。言論統制、情報(報道)規制、それでもあきたらず、紙の流通を操作し、新聞の発行自体を縮小させた。おかげで大手新聞社は経営難。新たな人員確保の余裕はなく、就職先は狭き門となっていた。

「…GHQ(おかみ)のくせに…えげつないんだよ、やることが!」

雑誌などまだこの時代にはあまりなかったから、新聞というのは国民の貴重な情報源で、人々の考えを大きく左右した。だから、それを抑え込もうとする動きもわからなくはない。新聞が「右にならえ」と言ったら、みんな右を向くと言っても過言ではなかった。実際、戦時中がそうだった。

「だから、うちの新聞社に来ればいいと言ったのに…」

人の声がして驚いて顔を上げると、部室の入口に見知った人の姿があった。

「なんだ。フクダさんか…」

彼はいつもの笑顔を私に向けた。

「そうです。『なんだ。フクダさん』ですよ」

私は子供のように、頬を膨らませた。

「…俺をからかいに来たんですか?笑いに来たんですか?」

笑うとフクダさんには、大きなえくぼができる。人のよさが外見からも見て取れた。

「京大の取材をしにきたんですよ。僕は新聞記者ですから。まあ、ついでにヨシダくんの勧誘もしに来たんですけどね」
「うわー。中小規模の新聞社さんは、さすが言うことが違うなあ。『ついでに勧誘』とか俺、感動して泣きそうですよ!」

皮肉めいたやりとりも、フクダさんには痛快のようだ。気持ちよく笑ってくれるから、私もいつの間にか声を出して笑っていた。それを見て、フクダさんは私の肩をたたいた。

「昼飯はまだでしょう?一緒に食べませんか?」

大手新聞社が規制されたからと言って新聞は息絶えなかった。古株の大手が無理なら、ここぞとばかりと新参者が成り上がる。昭和二〇年代、新しい新聞社が続々とでき、名乗りを上げてきた。GHQも大手を抑えるのに躍起になっていたから、逆に牽制する価値をそれらに見出し、新参者を手厚く歓迎した。フクダさんの新聞社もその一つだった。

当時の京大には現在の記者クラブのような新聞記者が駐在できる部屋があった。フクダさんは新聞社で大学と宗教(寺回り)を担当していから京大によく訪れた。他の駐在記者が野武士のような強面(こわもて)が多い中、見た目が柔和で温厚なフクダさんは学生たちに好かれていた。しかもかなりの博学で、知らないことなど何もないときている。生き字引とはこういう人かと思ったほどだ。フクダさんに言わせれば「職業柄でしょう」とのことだった。大学に行けば教授、寺社に行けば宮司や住職。その道の権威と会い、付き合って行かねばならないのだから、と。

「僕の時も就職難でしたねえ」

フクダさんは私を高級割烹に連れて行ってくれた。てっきり彼の好物であるカレーかと思っていたから、少し驚いた。一学生風情が高級割烹とは恐れ多かったが、私を元気づけようとするフクダさんの心遣いだったのかもしれない。新聞記者になれば、こういうところにも来れるぞ、頑張れ!という激励の意味もあったと思う。フクダさんは私より確か四つ上。四年もすれば、自分もこうなれるものだろうか。私はうまく想像できなかった。

「復員してきたものの、故郷は一面焼け野原でね。途方に暮れたものですよ」

終戦後の過酷さを微塵も感じさせない口調で話す彼はとても不思議な人に見えた。しかし、数秒後その理由がわかった。

「明日の食料のため、仕事を見つけなければいけません。就職活動をするのにボロボロの靴ではいけない。ましな靴を求め、闇市に行きました。そこで新聞記者募集のチラシを見つけたんです。ぼんやりそれを眺めていると、『お前も職探しか?俺もだ!一緒にここで働くぞ!』と初対面の男に声をかけられました。彼に連れられるように、その新聞社に行ったんです。でも、そこは経験者希望とのことでした。これは無理だなとあきらめていたら『俺たちは経験者だ!』と一緒に来た男が言うじゃないですか。それで即採用ですよ。僕は慌てて男に自分は経験者ではないことを告げました。すると、男は『実は俺もだ!新聞を作った経験はないが、読んだ経験ならあるぞ。物は言い様、考え様だ!』と悪気もなく言ってのける。なんてやつだ!と思いましたね。結局、その豪快さに圧倒されるかたちで僕も一緒にそこで働くことになったんですよ。それがオオタケでした」
「え?オオタケさんって…あのオオタケさんですか!?」

フクダさんとは「同期入社の腐れ縁だ!」と言って、京大にもよく顔を出す。日に焼けた肌をした体格のいい人物だ。気性の荒い性格で、色白で穏やかなフクダさんとはまるで対称的だった。

「そうです。『あのオオタケさん!?』ですよ。ちなみに、ここはあいつのおごりなんです。気に入られてますね、ヨシダ君」
「…はあ。そうなんですか…?俺があの人に気に入られる要素なんて、全然思いつきませんけど。というか、俺たち気が合わないような…?」

それを聞いて、フクダさんは面白そうに笑った。

「きっと君のそういうところを気に入ってるんでしょう。根っからのアプレ記者資質ありってね」
「アプレ記者のアプレって、仏語のアプレゲールの略ですよね。日本じゃ、どっちかというと蔑称というか、若者を揶揄した言葉じゃありません?」
「僕やオオタケはアプレ記者というものをそんなに悪い意味にとってないんですよ。僕らはサラリーマン記者になってしまったから、そう思えるのかもしれないですがね。だからこそ、君に期待しているのかもしれません」

素直に喜べないのは、たぶんフクダさんたちが少し苦手だったからだろう。この人たちとは、懐の深さや器の大きさが違う。人間的にも能力的にも、自分はかなわないと思ってしまう。

「あ、これはさっき言った『ついでに勧誘』のところですよ」
「…かいかぶりですよ」

笑うフクダさんから逃げるように、目の前にある艶めいた白飯を口にかきこんだ。きっと彼らには私の葛藤などわからないだろう。私が大手新聞社にこだわっていた理由が、実はこの人たちのせいなのだということも…。案の定、私の思いなどなんのその、フクダさんは思わず本音をもらした。

「高級割烹もいいですが、僕はやはりカレーですかねえ」

この人には一生私の思いなどわかってもらいたくない、そう思った。


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引用文献(冒頭)
・三島由紀夫『金閣寺』 
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お待たせしました。今年初めて書く物語をようやくUP。(続編モノになってしまい、すみません)二か月ほど何も書いてなかったから、また書けるか少し不安でした。声が鈍ってないことを祈りつつ。アプレゲール世代の彼らの話を半分フィクション感覚でお楽しみ頂けると嬉しいです。

内容のネタバレの可能性があるかもしれないので影響を受けた作品の詳しい紹介はラストに。同じ理由から、コメント欄も閉じさせて頂きました。申し訳ありません。1話で全ておさえたかったんですけど、やっぱり長くなりそうなので。さあ、頑張って続きを書かねば!あ、これくらいは紹介できるかな。

★ サカナクション『Ame(A)』
聞いてた音楽です。これの5:30~かな。レトロでいい感じ。
http://nicotter.net/watch/sm25588330

【第177夜】 或るアプレ記者の回想②
http://short2story.blog.fc2.com/blog-entry-208.html

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